この味がいいねと君が言ったからシャトーブリアンはサラダ記念日
冒頭、少し頭おかしいですが、今日は記念すべき日となりましたのでお許しください!
本日、なんと、人生で初めて
超高級牛肉であるシャトーブリアンを食べました!!!(当初は畜肉品種のことだと勘違いしていましたが、のちに調べていく中でシャトーブリアンが畜肉品種ではなく希少部位のことだと知ります。)
最高級のフィレ肉(テンダーロイン)からさらに中心部を選んだもののみをシャトーブリアンといい、脂肪が少なく、肉質に優れた最高級のステーキである。
Wikipedia
シャトーブリアン
私が食べたシャトーブリアン一皿100gで4,000円もしたんですよ。世間相場ではシャトーブリアンにしてはかなりリーズナブルな提供価格らしいんですけど、ふざけんなそんなの知るか、100gぽっちのたった4切れのステーキ肉が4,000円もするなんてバチバチに高いですよ。世間知らなすぎ。
一切れ焼いて、実食
お、美味しい・・・
おデブ界隈では、カレーは飲み物という格言があります。これまでは、いやいや食べ物と飲み物は別物でしょ冷静になれよと思っていましたが、シャトーブリアンに出会い、私の常識はくつがえされ、無煙ロースターによって冷静は焼き払われました。
シャトーブリアンううううううううううめめめめええええええええええええええええええええええ!れ!!え!!!!!
美味しい。シャトーブリアンはまさに飲み物でした。食べ物なのに飲み物という存在に初めて出会ったのです。
とにかく、口溶けが、素晴らしいんです。私のボキャブラリーを超えたレベルで形容しがたいのですが口溶けが…とにかく、口溶け…なんです。これはもう一度食べないとダメかもわからんです、とにかく口溶け…!で目がグワッとなって、吹き出しがババーンとなって波が岩にザブーンなる感じなんです。
二切れ目を食べる
再びシャトーブリアンの高級な肉質に溺れ堪能させていただきました。私はふと思ったのです。なんて幸せだろうと。「私生まれ変わってもまたシャトーブリアン食べるわ」甘い吐息を交わらせシャトーブリアンに語りかけました。気分は桃井かおり風のいい女の落ち着きボイスです。そうしたら、これを聞いた旦那が一言「来世人間に生まれるかはわからないけどね」
おおおおいいいい!!!!こおおおのヤローおおおお!!!!!!
急にリアリストの学級委員長みたいなこと言うなよ。
三切れ目を食べる
三切れ目ももちろん美味しい。はぁ〜お金持ちはこれほどまでに美味しいお肉を毎日食べているのか。あたしゃあんたたちお金持ちが羨ましいよ。心はちびまる子ちゃんのボヤき状態、、後半へ続くみたいなテンションである。夢は夢のまま終わってしまうのかと少しセンチメンタルになっていたら、取り皿にそっと置かれた焼きピーマン。ピーマン?
「はい、そろそろ現実の味食べて」
現実の味、それは旦那曰く、焼肉屋のお肉の皿の端に添えられたちょっとしたお野菜のこと。少し遠慮気味にささやかに添えられた野菜は、彩りをプラスすることに加え、頭と舌がトリップしてもう現実に帰れなくなっている時に、たちまち現実への帰還させるという覚醒アイテムだそうだ。この添え野菜には序列があり、焼きピーマンは最上位、カーストのトップに君臨するので、ピーマンを食べられる君はラッキーだ美味しくいただくようにと、要するに肉だけではなく野菜もありがたかって食べなさいと言うのだ。さっきまでシャトーブリアンの味わってたベロでピーマンを食べる?信じられない!シャトーブリアン寄越せ!と猛抗議したが却下された。
うわあ、マジで現実の味する・・。
シャトーブリアンが美味しすぎて、美味しい焼きピーマンが現実の味がある。いつも大好きでよく食べるのに。大好きなコーラも全然進まない。シャトーブリアンの脂を飲みたい。
ちなみに、添え野菜のカーストの最下部はカボチャと輪切りの玉ねぎだそうだ。なんか、わかる気がする。だいたい、カボチャと輪切りの玉ねぎは焼いてみたものの引き取り手がなくいつまでも網の上に放置されて、ついに黒こげになるか、網の交換の時にバックヤードに連れて行かれるような気がする。
四切れ目、シャトーブリアンとの別れ
とても強い印象や衝撃を受けて感情が揺さぶられる時、人間は脳内でBGM流しがちです。有名どころでは「この人と結婚するってビビビと思ったんです」とか「雷に打たれたように衝撃が体中を駆け巡った」とか「目があった瞬間に幸せのベルがゴーンと鳴り響いた」とか、見ていただいたらわかるように頭の中でBGM流れる系の人は、とりあえずヤバい奴です。ついに私もヤバい奴に進化してしまったようで私の脳内にもBGM流れました。
シャトーブリアン食べて日曜劇場って自分でも頭おかしいと思いますけど、本当に流れたんです。このJINのこのメロディーが。そんでもってこのドラマのストーリーってタイムスリップものなんですよ。
「現代の医師が、もし幕末へタイムスリップしたらどうなるか?」を描いた、SF要素の強い医療時代劇。西暦2000年の現代から幕末の日本へタイムスリップした脳外科医・南方仁が、過去の人間の運命を変えていることを自覚しつつも人々を救うため、現代から持ち込んだ知識と幕末の人々の協力により、近代医療を実現していく。その過程で仁は、日本の歴史自体にも大きな関わりを持つようになっていく。
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JIN-仁-
シャトーブリアンとタイムスリップ全然関係ない!!
けどなんかよく考えると、時間軸をも超えたドラマティックな出会いっていうことであながち間違ってないかも。とにかくシャトーブリアン食べる時のBGMはこれで間違いなさそうですし、JIN見たことある方はとても感動作なので、シャトーブリアンとJINを一度に味わえる感覚を楽しんでいただけると思います。
まとめ
世の中の究極にどうでもいい質問の一つに「明日地球が滅亡するとしたら何食べる?」というやつがありますが、私はシャトーブリアンで決定しました。歯と歯の間すべての歯間と歯垢ポケットにシャトーブリアンを詰めて地球滅亡のその時を見つめています。