悩めるワーママの皆さまこんにちは。悩めるワーママに属さない皆さまもあわせましてこんにちは。
私は、正社員で働く『ワーママ』というやつです。私が働く職場は、事務屋さんで比較的女性が多い職場です。たくさんの女性が働いていますから、私生活も多種多様、私のように絶賛子育て世代もいれば、独身バリキャリ世代もいれば、妊活中の人もいれば、自分の子育ては一段落して孫の世話世代もいます。人生には様々なライフステージがありますが、いまありのままの我が家が、周りの理解そして協力が得ながらどのように時間をやりくりして生活しているか普段のタイムスケジュールを公開します。
ちなみに、まったくスマートな生活ではありません。毎日が必死のぱっちの血みどろの戦いです。憧れは穏やかでいつもにこにこ笑っていてゆとりのある暮らしですが、現実はかなり理想から遠いです。あれもこれも諦められずに戦う姿をご覧いただけます。
起床から出発まで
AM5:00パパ一人で起床。パパは最近、『朝活』にとても熱心に取り組んでいるので一人で早々に起きます。その時に窓を開けて部屋全体の空気の入換えをします。AM6:00ママ起床。起床というか目が覚めるだけ。私は朝が弱いので、スマホをいじりながら子に添い寝しています。徐々に布団から脱出します。AM6:45娘起床。文字通りの起床です。目が覚めたと同時にジタバタと動き回っています。子供って目覚めてから一瞬で遊び始めるので驚きます。
これで、全員活動が始まりました。パパは、娘起床のタイミングを見計らって娘にお茶を出しながらテレビをEテレ(NHK教育)にします。娘はEテレの子供番組とお茶に誘われて食卓に着きます。(パジャマ姿&よだれあり)テレビに夢中になっているのでそばにいる必要はありません。パパはキッチンで簡単朝ごはんを作ります。(盛り付けます。)
ママはこの隙に洗面台へ行って歯を磨き、フロスして、化粧をして、髪をさっと梳かします。時間にして10分。かなり時短メイクをしています。ここまででざっとAM7:20が目安となっており、折り返し地点を超え、ここから怒涛の後半戦に突入します。
ママが洗面台を開放すると、守備が変わって、ママが娘担当でパパが身支度(着替え、髭剃り、ヘアセット)に移ります。ママは自分の着替えをしながら娘の朝食の進捗を管理します。この隙にカフェオレ、パンなど口にします。(ママ朝食完了。)娘は朝食を食べ終えずに遊びだすのでお皿を下げてさっとすすぎ娘朝食終了。お皿をすすぐタイミングでキッチンに置いている娘の歯ブラシを隠し持ちながら娘に近づきママ主導お着替えに強制移行します。無理やりパジャマを脱がせるので当然娘は抵抗して裸でジタバタ暴れますが、なんとか格闘しながら着替えさせて、歯磨きに移行します。ちなみにお着替えと歯磨きが我が家の朝支度の難易度が最も高いクエストのためパパはまだ見習いです。お着替え、歯磨き中はパパはまだ見習いで十分な活躍が見込まないため、その間に別の低難易度クエストである保育園の持ち物準備や布団をたたむ、窓の戸締り、火の元確認などのサポートに徹します。
Eテレ「みいつけた」のOPが流れる前にテレビを消して(我が家ではテレビ番組で時刻の把握をしているため「みいつけた」のOPが流れ出すと時間的にかなり危機的な状態を表します。)仕上げとして、娘に靴下を持たせて玄関に向かわせます。娘は靴下を履いたら外に行く気持ちに切り替わるタイプなのでさっさと玄関に行かせます。靴下=お外となったのは保育園の教育のおかげだと思うので感謝です。娘が通う保育園は最寄り駅までの道中にあるため、基本的に夫婦二人で保育園まで送っていきますが、私が早出の時などはパパ一人で送ります。
AM7:50戸締り、マンション出発。保育園までは大人の足で5分たらずの近場ですが、2歳児が歩いていくと15分はかかります。日によりますが、AM8:15に保育園に到着します。そこからイヤイヤ期の特有で泣いてAM8:20にお見送り任務完了となります。
夫婦通勤モードに切替えます。早足で時には駆け足で最寄り駅まで向かいながらそれぞれ自分のお小遣いでコンビニでお茶や飴など調達しながら会社へ向かいます。私は片道40~50分の通勤距離のため、その間にTwitterをパトロールしたり、ブログを更新したり、株価を確認したり、主にスマホを触りながら移動します。
AM9:15~PM16:15ママはお仕事です。今は2時間の時短をとっていますが、3歳になると時短はなくなります。正直今から不安です。(フルタイムの子育てって普通の人間でもできることなんでしょうか。体力にも根性にも自信がありません。想像もできません。心の声終わり。)退社はPM16:30が多くて、仕事が残っているときはPM17:00までを目途に残業することもあります。
最寄り駅につくのがPM17:10ごろなのでスーパーでちょこちょこ買い物をして保育園に直行するか、いったん家に帰って荷物を置いてからお迎えに行くかを選択します。保育園に直行することの方が多いですが、時間に余裕があるときはいったん家に帰って、お米をセットしたり、汁物を作ったり、レンジ調理しておいたりします。また私はとても汗かきなので、夏になると自分の着替えのために家に帰ることもあります。
PM17:30保育園にでお迎えに行きます。そしてここから一時間かけて家に帰ります。我が家の2歳児は大冒険家で家の方角以外の道に歩いたり、蟻を眺めたり、猫を追いかけたり、公民館に寄り道したり、晴れの日も雨の日も風の日も雪の日も天気に問わず、遊んで帰ります。私の理想として娘の欲求には与えられる限り与えてやりたいので、娘が純粋に『ママと一緒の帰り道に楽しく遊んで帰りたい』という欲求をぶつけてくるとできる限り叶えてやりたいと思うのです。その一方で、早く家に帰って一休みしたい、家事進めたいと私の気持ちもあるので娘の気持ちを無視して連れて帰ることもあります。当然、娘は「あそびたーい!」と怒ります。しかし私の余裕がないときは結局いずれグダグダになるので無理して遊びに付き合わずさっさと連れて帰ります。ちなみに遊んで帰っているときも同様で、だんだんと要求はエスカレートし、最終的にもっと遊びたいと助長するので時間になったら連れて帰ります。私は保育園を出てから家にたどり着くまで目安は最大一時間と決めています。この基準は実は園長先生に決めてもらいました。お子さんも保育園で疲れているのでお家に帰ってゆっくり過ごさせてあげてくださいねと助言をくれました。遊んで帰るのも大切だけど、ママもお子さんも疲れてお夕飯もお風呂もグズグズなるならお家でゆったりしましょうという想いだそうです。私としては、大人で5分の距離を一時間もかけて遊びながら帰ってくるのは相当長いと感じますが、娘は本当に外遊びが好きなので、母と子の妥協点ということで一時間に決めました。お陰で夏場はかなり日焼けします。
PM18:30ママと娘が帰宅。私は急いで夕ご飯を準備します。料理は切る、温めるとか、簡単に炒めるとかの程度です。家に帰って手洗いした後、娘には菓子パンやバナナ、プチトマト、茶わん蒸しなどスピードメニューを持たせておいて食べながらテレビタイムでくつろいでもらいます。その隙に、私はお菓子をつまみつつエネルギー補給して、冷凍ご飯を温めたり、買ってきた惣菜を盛り付けたり、味噌汁を作ったり(インスタント活用)、プラスアルファで時間に余裕があれば冷凍野菜を茹でることもあります。私はコープさんを活用しているので炒めるだけのものを頼んだり、丼ものは一皿で完結するので多用しています。味、値段は度外視して、いかに時短できるかがテーマです。なので、割高でチルドの惣菜ものを買って味が合わなくて失敗することも多々あり、試行錯誤の連続です。
PM19:00ママと娘でなんとなく夕食が始まります。夕飯はいつも「いただきます」が曖昧になっていますが、これも保育園で教育されているおかげか、思い出したようにいただきますと言ってくれることもあります。私はご飯を食べながら風呂を洗ったり、調理で使ったフライパンや食器洗いしたり、娘の食べこぼしを拭いたり、床に散らばるおもちゃを収穫したりします。この時間にはパパが帰ってこないのでひたすらママの力量が試されます。ちなみに我が家は、マンションに住んでおり、停電になると水道が止まる(モーターで水を汲み上げているらしい)ので防災対策として、基本お風呂は水を張りっぱなしで夜にお風呂を準備するときに水を張り替えます。お湯の張りっぱなしは子供を育てる上では水回りの事故など危険なのでこれについてはお風呂の蓋は必ずする、お風呂のドアは閉めるで対応しています。
PM19:30だいぶんお腹が膨れて遊び始めるので、テレビに夢中になって見ていないうちにお皿をシンクへ下げます。テレビを見続けるときは見守りながらキッチンで用事を続けますが、遊びたそうに近寄ってきたら中断して一緒にテレビを見たり、ブロックしたりして遊びます。色々と家事が気になりますが、娘の前で下手に家事をすると「あたちもやるわよ!」と頼んでもないのに買って出てきて散らかるだけなので2歳の前で家事をすることは原則禁止と判断しました。洗濯物たたんでよしあと少しで終わるって時に乱入されたり、キッチンでゴソゴソしてたら「あたちも見る~」とやってきてストックごちゃごちゃにされたり、米触られたり、コロコロで床掃除してたらコロコロ奪い取られて襖コロコロしてくるしで、本当は家事したくて堪らないのですが、家事したくてもままならないです。こうなると、こちらも鼻から家事するぞって燃えてるのが失敗するたびにバカバカらしくなるので、いつのまにか原則家事禁止ということで初めからこの時間帯を家事に充てなくなりました。
PM8:00お風呂にアンパンマンがいる(大嘘)と誘惑してお風呂に入れます。ここでパパの帰宅が間にあればパパにお願いしますが、間に合わないときは待たずにお風呂に入れます。ちなみに2歳になってからアンパンマンがいる、ワンワンがいるなどの誘い文句の効果が薄れてきました。とてもお風呂を嫌がるようになったので、いろんなことを試しました。お風呂におもちゃを持ち込んだり、お歌を歌ったり、保育園でお風呂にまつわる絵本を読んでもらい担任の先生が「今日はお風呂入ろうねっていったら約束してくれました」先生と顔を見合わせて声をそろえ「ねー」とニコニコで報告を受けた日も結局お風呂の時間になると「キエー」と爆音で嫌がるありさまでした。こりゃイヤイヤ期か?と怯えつつ、今日は体を拭くだけ、今日は洗面器のお風呂触ってみようとか、今日はおもちゃの人形をお風呂で洗ってあげようとか、ガーゼをお洗濯してみようとか思いつく限りのものを試しているうちに徐々に嫌がらなくなり、ベビーバスなら入れるほどに成長しました。大きいお風呂にはいつカムバックできるのだろうかという想いです。2歳育児は、本人の納得感を高めることに全身全霊で取り組むため本当に疲れます。ゆっくりお風呂入りたい。我が家のお風呂場はまったく広い浴室ではないため、ベビーバスをおいてしまうとかろうじて確保できるのが、大人一人分のスペースです。かなり狭いですが、ベビーバスを置くことは必須、残されたスペースでお風呂タイムをやり抜くしかありません。まずは、ママから洗います。与えられたスペースで体を小さく丸めながら頭と体を洗い、シャワーは娘が怖いと言って使えないため湯船のお湯で洗い流します。たぶん全然洗い流せてないので少しが体がヌルヌルしますが、仕方がありません。次に進みましょう。次は、ママ湯船、娘ベビーバスで体を温めます。ここであまり長く遊ばせすぎて楽しくなってしまうと「お風呂から出たくない」と、つい10分前に散々お風呂入りたくないとか騒いでいたのに真逆のことを言い始めますので要注意です。楽しいようで楽しくない線を見定めつつ、遊びながら娘の体を洗っていきます。ママ用のシャンプー、コンディショナー、洗顔、クレンジングがどれか娘はぜーんぶ知っています。ロックオンされたら諦めましょう。我が家はダミーとして、泥状の洗顔を置いておき、子供は泥遊びが好きの心理を逆手にとってお安い泥洗顔に誘導しています。
PM8:30パパ帰宅。だんだんとお風呂が楽しくなってきた娘を「パパ帰ってきたよ」という言葉で釣ってお風呂から出ます。お風呂は楽しすぎてもダメ、つまらなすぎてもダメなのでその塩梅に骨が折れます。さっと体を拭いて、扇風機で髪の毛を乾かしながら(娘は毛量少ないので扇風機の風で問題なく乾きます。)水分補給させて、何よりもまずオムツを履かせます。たぶんお風呂の中でもおしっこしているみたいなんですが(笑)、お風呂上りも結構おしっこ率高いので間髪入れずにオムツを装備させます。パパは自分で夕ご飯を食べます。何もなければ、自分で適当に調達とか調理しますし、何か残っていたらそれを食べます。パパのご飯は隠れながらキッチンで立ち食いするか、もしくはテレビをつけずに静かな部屋で食べます。これは、お風呂上りにテレビがついていたら娘がアンパンマンみたいと言い出すのでその対策です。
PM9:00ジリジリと消耗戦が始まります。ここから30分以内に寝ることが多いので、だんだんと部屋の照明を落としていき、寝室に絵本を持って来させます。イヤイヤとなるときは、パジャマを着る着ないで揉めるのでオムツ一枚で毛布にくるまっているところをしとめることが多いです。いずれ体力の限界が来ますので、泣き疲れて寝るときもあれば、機嫌よく遊んで寝落ちしたり、一人で布団でゴロゴロしているうちに勝手に寝てたりします。1歳から寝る前も歯磨きをしているので、歯磨きしたら寝る方程式があるようにも思います。どうしても寝ないとき、本人も寝たいけど寝られないときは、ブランケットなどで暖かくしてベビーカーで夜風にあたりながらお散歩するときもあります。夜風に当たったときなんかはママはお肌パリパリに乾燥するので内心ツライです。
PM10:00洗濯タイム、料理タイム。洗濯は部屋干しなので溜まってきたら洗濯します。自分の時間なのでテレビ流し見しながらとか、夫婦で会話しながら(だいたい愚痴)協力してパパッと片づけます。キッチン回りも洗い物はパパ、下ごしらえはママなど分担します。食器は水きりに裏返しておいて乾かすので、平日は出しっぱなしで食器ラックにしまっていません。ちなみに掃除は気が付いたときにチョコチョコしていますが、掃除機は週末のみです。
PM11:30布団に入りながらスマホをイジイジします。一見自分の時間を満喫しているように思われるかもしれませんが、この時間は主に、ネットスーパーやアマゾン、楽天で食品や日用品の調達をしているのでパパのようにスマホでゲームしているわけではないということを強く申し上げさせていただきます。ママがスマホを触っているとき決して自分の時間だけではないことをご理解ください。
一日の仕上げは、寝る前に見るスヤスヤと眠る娘の寝顔です。娘は普通に寝ているだけなのですが、その姿を眺めているとなんだか本当に可愛くて可愛くて大切な存在だなと思います。まさに「寝ているときは天使」この言葉に嘘はありません。天使の寝顔を見つめながら一瞬で寝落ちします。せめてスマホの充電をしてから寝てくれよと翌日の自分が嘆くのが安易に想像できます。
以上が我が家の一日です。本当はもっと細かいことがあったり、汚いことがあったり、ずぼらなことがあったりしますが、大体の流れとして書きました。一年後、五年後、十年後・・・どうなっているのかな少しだけ楽しみです。